世田谷区東松原の寿司屋”鮨なが井”。一座建立（いちざこんりゅう）のおもてなしをめざして！！

お茶を学んで、
好きになった言葉。
”一座建立（いちざこんりゅう）”

お茶席の際、亭主は、
お客さまを招くにあたり、
できる限りのことをしてあげようと工夫します。
簡単なようで意外と難しく
奥の深いことですが、
これにより招いた者（亭主）と
招かれた客の心が通い合い、
気持ちのよい状態が生まれます。
このことを「一座建立（いちざこんりゅう）」といい、
茶道では、とても大切にしています。

鮨なが井は、
カウンターのみ８席の
こじんまりとした寿司屋です。

京都のお茶室をイメージした店内なので、
大将とお客様との距離間は
茶席での、
亭主とお客様のような距離感です。

先の記事で紹介した
田楽味噌など、
料理の一部ではありますが、
大将の大ちゃんは、
１時間あまり手を休めずに
丹精を込めて作っており、
それを”美味しいね”と
気づいてくださるお客様がいらっしゃる。

店主が、お客様をおもてなしし、
心地よい気持ちだけを持ち帰って
いただきたいと願う気持ちは
常日頃ありますが、
そういった、”美味しいね”という
お客様からの一言が、
作り手といたしましては、
お客様と心が通い合えたようで
大変嬉しく思う瞬間なのです。

ひとことにお茶といっても、
いろんなお茶があるように、
寿司のジャンルもとても広い。
その中で、
鮨なが井の寿司を選んでくださり、
大将の料理や魚に対する
真摯な思いを、
分かってくださり、
美味しいとおっしゃってくださる
お客様方に恵まれていることが、
何よりも幸せなことだなと思うのです。

”一座建立”の
おもてなしをめざして、
お客様と心通い合える
しあわせを
大切にしていきたいです。

鮨なが井（世田谷区松原）の
インフォは
ホームページにてご確認いただけます。
http://r.goope.jp/sushinagai/about

お問い合わせ＆ご予約は
03-3327-6855まで
お待ちいたしております

タグ：一座建立

コメント 3

お記事を読ませていただきました
by UGG (2011-08-27 10:30) 

勉強になりましたとても良かったです。
by アバクロ (2011-08-27 10:30) 

お日記拝誦いたしました、中々いいですね
by アバクロ (2011-08-27 10:30)