寿司屋女将の接客を考える

高校１年生のときに、
アメリカ留学したくてはじめたアルバイト。
ファミリーレストランでのウェイトレスでした。
その後、いくつかアルバイトし、
就職しましたが、思い起こせばすべて接客業。
人と話すことが大好きで、
迷わずいつも人と接する仕事を
選んできたようです。
接客業を好んで選んできた私にとって
寿司屋の女将はとてもやりがいのある仕事です。

大ちゃんの美味しいお寿司を
心地よく召し上がっていただきたいという思いで、
細部まで気配りできるように努めていますが、
８席満席となると
まだまだ行き届かない点も多いかと思います。

昨日、渋谷のイタリアンレストランに、
ランチを食べに行ったときのこと。
店員さんがたくさんいるのに誰も
オーダーを取りにきてくれず、
水も出してもらえず、
待つこと１０分。
店員さん同士で固まっておしゃべりしてるのに。。。
と不快な気持ちになり、
料理は美味しいのに
美味しく感じることができず、
もう二度と来るか！と思っていたところ、
隣の席の方たちは、
オーダーしたのに忘れられていて、
３０分以上水だけしか出てこなかったようで。。。
オーナーが謝りにきて、
ピザのサービスしてましたが、
お隣の二人は
ずっと文句言いながらお食事されていました。

全員に均等にまんべんなく気を配り、
できる限り最善を尽くして接客できるように
心がけてはいますが、
接客次第では、美味しい料理もお酒も
まずく感じてしまうのだから、
接客はとても難しい。
お料理をお出ししたり器を下げるタイミング。
飲み物を伺うタイミングや
お茶を差し替えるタイミング。
お客様同士や
お客様と大ちゃんが
楽しくお話されているところに
邪魔しないように
後ろから接客するので
何をするにもタイミングにとても気をつけています。
まだ烏賊の刺身が一枚残っていたり
お酒が少し残っているのを気付かず
お下げしようとしてしまったり、
お客様が大ちゃんに話しかけようとしているときに
ドリンク伺いに行ってしまったりと
多々失敗もあります。
だからこそ日々自分の接客を振り返る必要があります。
そうすることで次の日に役立てることができるし、
寿司屋女将の接客を考える日々は
まだまだ続きそうです☆


鮨なが井の
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タグ：接客業