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真魚鰹(マナガツオ)の西京焼き [寿司懐石コース今月の献立]

鮨なが井、1月(睦月)の
焼き物は、
”真魚鰹(マナガツオ)の西京焼です。

まずは、正月明け、
酒屋さんからいただいた
”大吟醸酒粕”→とっても柔らかく上品な香り!!

京都の白味噌で
西京味噌床を作ります!!

大吟醸酒粕.jpgImage239.jpg自家製西京味噌床.jpg


味噌床だけでも
十分美味しい♪♪

マナガツオ.jpeg

こちらは、真魚鰹(マナガツオ)。
なんだか姿形が可愛いお魚です。
瀬戸内〜九州地方でよく獲れるお魚で
関東ではあまりメジャーではないですが、
高級魚として珍重されています。

日本古来より、
子供の成長を祝う儀式の一つに
「真魚始(まなはじめ)」と
言うのがあったそうです。
現在で言う「お食い初め(くいぞめ)」。
現代、代表的なのは鯛ですが、
昔は鰹(カツオ)もめでたい魚とされおり、
鰹の獲れない地方では
このマナガツオを代用していたようです。
また、初鰹など江戸時代の
鰹ブームのときにも、
京都の人たちが、瀬戸内で獲れる
同じくらい美味しい”マナガツオ”を
こっちも旨い!!と食していたことから、
鰹とは無縁のこのお魚が、
"マナガツオ”と呼ばれる由縁とも
言われているそうです。

このマナガツオ。
白身魚ですが、脂があり、
栄養価も豊富。
とっても美味しいお魚です。

こんがり焼いて、
西京味噌の麹の香りが
ふわっと漂う、
”真魚鰹の西京焼”
寒いこの季節にぴったりの一品です♪






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